こんにちは。広島県広島市を拠点に、店舗・オフィスの照明工事やデザイン照明、空調工事などを手掛けている株式会社灯です。
今回は、電気工事士の1日の流れについて、現場へ向かう前の準備から作業終了までを順番に解説します。
実は、電気工事士の1日は、朝から夕方まで配線作業だけを続けるわけではありません。作業前の安全確認や工具・材料の準備、ほかの業者との打ち合わせ、施工後の点検、片付けなども大切な仕事です。
また、電気工事士の勤務時間やスケジュールは、担当する現場や工事内容によって変わります。株式会社灯でも、店舗・オフィス、工場、公共施設など、現場の種類や進み具合に合わせて1日の動きが変わります。
電気工事士への転職を考えている方や、未経験から電気工事の仕事を始めたい方は、働く姿をイメージするための参考にしてください。
■電気工事士の1日の流れは現場によって異なる

電気工事士の仕事には、住宅、店舗、オフィス、工場、商業施設、公共施設など、さまざまな現場があります。
担当する工事も、配線・配管工事、照明器具の取り付け、コンセントの増設、分電盤工事、業務用エアコンの電源工事、高圧受電設備工事など多岐にわたります。
そのため、毎日まったく同じスケジュールになるとは限りません。
新築や改修工事の現場で一日を通して作業する日もあれば、複数の修繕現場を回る日もあります。店舗の営業時間に合わせて、夜間や休日に工事を行う場合もあります。
ここからは、一般的な現場作業日の流れを紹介します。実際の時間や内容は、現場の場所や工事の進捗によって前後します。
■出勤・現場への移動

一日の始まりは、その日の現場と作業内容の確認からです。
会社へ出勤する場合は、使用する工具や材料を確認し、社用車に積み込みます。電線、電線管、照明器具、コンセント、スイッチなど、必要な材料が不足していないかも確認します。
株式会社灯では、現場の状況に応じて直行直帰となる場合があります。毎日必ず会社に集合するのではなく、担当現場へ直接向かうことで、移動時間を効率的に使える働き方です。
ただし、材料の積み込みや打ち合わせが必要な日は、会社へ立ち寄ってから現場へ向かうこともあります。
未経験で入社した直後は、先輩社員と一緒に行動しながら、道具の名称や材料の準備方法、現場での基本的な動きを覚えていきます。
■現場到着・朝礼・安全確認

現場へ到着したら、すぐに作業を始めるわけではありません。
まず、その日の作業場所や作業内容、注意点を確認します。複数の業者が入る現場では、全体朝礼や危険予知活動を行い、当日の工程や危険箇所を共有することもあります。
電気工事では、感電、転落、工具によるけがなどを防ぐため、安全確認が欠かせません。
・作業する回路の電源が切れているか
・脚立や足場が安定しているか
・周囲でほかの業者が作業していないか
・使用する工具に異常がないか
・ヘルメットや安全帯を正しく着用しているか
こうした確認を行ってから、必要な工具や材料を作業場所へ運びます。
一見すると作業前の準備時間ですが、安全で効率的な施工を行うための重要な工程です。
■午前の作業開始
準備と安全確認が終わったら、午前の作業を始めます。
店舗やオフィスの電気工事では、天井裏や壁の中に電線を通す配線工事、電線を保護する配管工事、照明器具やコンセントの取り付けなどを行います。
工事の段階によっては、照明や空調設備を設置する位置を図面で確認したり、内装業者と施工の順番を相談したりすることもあります。
例えば、天井や壁が仕上がる前に配線を通しておかなければ、後から施工できなくなる場合があります。そのため、自分の担当作業だけではなく、現場全体の工程を見ながら進めることが大切です。
■小休憩
現場の状況に応じて、短い休憩を取ります。
電気工事には、脚立を使った高所作業や天井裏での作業、細かな結線作業など、集中力を必要とする仕事があります。
疲れた状態で作業を続けると、確認不足や思わぬ事故につながる可能性があります。水分補給や体調確認を行い、集中力を戻してから作業を再開することが大切です。
特に夏場や屋外の現場では、熱中症を防ぐため、気温や作業環境に合わせて休憩を取ります。
■昼休憩
午前の作業が一区切りしたら、昼休憩です。
現場近くで食事を取る場合もあれば、お弁当を持参して休憩所や車内で食べることもあります。
昼休憩は身体を休めるだけでなく、午前中の進捗を確認し、午後の作業について相談する時間にもなります。
午後も安全に作業できるよう、しっかり休憩を取ります。
■午後の作業開始
午後は、午前中に行った配線や配管の続きを進めたり、照明器具、コンセント、スイッチなどの取り付けを行ったりします。
店舗工事では、ダウンライトやスポットライト、間接照明などを設置することもあります。
照明は、取り付ければ終わりではありません。設計図と位置が合っているか、商品や壁面を適切に照らせているか、ほかの設備と干渉していないかなども確認します。
空調工事を行う現場では、業務用エアコンや換気設備に必要な電源工事を進める場合もあります。
現場には内装業者、大工、設備業者、空調業者なども入るため、作業場所や施工の順番について声を掛け合うことが重要です。
予定どおりに進まない場合は、現場の状況を確認し、作業内容や順番を調整します。こうした判断力や対応力も、経験を重ねる中で身につく力です。
■通電確認・動作確認

施工が終わったら、照明やコンセント、電気設備が正常に使用できるか確認します。
配線や結線に間違いがないか、照明が正しく点灯するか、スイッチが設計どおりに動作するかなどを一つずつ確認します。
電気工事は、器具を取り付けた外見だけでは施工の良し悪しを判断できません。見えない部分の配線や接続が正しく、安全に使用できる状態になっていることが重要です。
不具合が見つかった場合には、原因を確認して修正します。
店舗の照明工事では、すべての照明が点灯した瞬間に、空間の雰囲気が大きく変わります。自分たちが施工した設備によって店舗が完成に近づく様子を見られることは、電気工事士のやりがいの一つです。
■片付け・清掃・翌日の準備
作業が終了したら、工具や余った材料を片付け、現場を清掃します。
電線の切れ端や梱包材などを残さず、使用した工具に不足や破損がないかも確認します。
電気工事では、施工だけでなく、現場をきれいな状態に戻すことも仕事の一部です。ほかの業者やお客様が安全に使用できるよう、作業場所を整理します。
翌日も同じ現場で作業する場合は、次に必要な材料や作業内容を確認します。別の現場へ向かう場合は、必要な工具や資材を準備します。
■作業終了・直帰または帰社
現場での確認と片付けが終わったら、一日の作業は終了です。
株式会社灯では、現場の状況に応じて直帰する場合があります。会社へ戻る必要がある日は、工具や材料を戻し、当日の作業内容を報告してから退勤します。
ただし、現場の場所や作業内容、店舗の営業時間などによって、終了時間が前後することもあります。
電気工事士の仕事は、毎日同じ場所で同じ作業をする仕事ではありません。現場ごとに作業内容や周囲の状況が変わるため、一日を通してさまざまな経験を積めます。
■電気工事士の1日は作業以外の時間も重要

電気工事士というと、配線や照明器具の取り付けをする姿を想像する方が多いかもしれません。
しかし、実際の一日には、次のような業務も含まれます。
・工具や材料の準備
・作業前の安全確認
・図面や施工位置の確認
・他業種との打ち合わせ
・進捗状況の共有
・通電・動作確認
・片付けや清掃
・翌日の段取り
施工技術だけでなく、準備、確認、報告、周囲との連携ができて初めて、安全で品質の高い電気工事になります。
未経験から始める場合も、まずはこうした基本的な動きを覚えることが成長への第一歩です。
■まとめ
電気工事士の1日は、現場への移動、朝礼、安全確認、配線・配管工事、照明器具やコンセントの取り付け、通電確認、片付けという流れで進みます。
ただし、勤務時間や担当する仕事は、店舗、オフィス、工場、公共施設など、現場の種類や工事内容によって異なります。
電気工事士は、施工だけを行う仕事ではありません。工具や材料の準備、他業種との連携、安全管理、動作確認なども重要な業務です。
一日の流れを知ることで、電気工事士として働く具体的な姿をイメージしやすくなるでしょう。
■電気工事士として働きたい方は株式会社灯へご応募ください

株式会社灯は、広島県広島市を拠点に、店舗・オフィス照明、デザイン照明、空調工事、高圧受電設備工事など、幅広い電気工事を手掛けています。
店舗やオフィスの照明工事では、配線や器具の取り付けだけでなく、空間の雰囲気や使いやすさを考えた施工にも携われます。
電気工事の経験を活かして仕事の幅を広げたい方、未経験から専門的な技術を身につけたい方、店舗や照明を通じた空間づくりに興味がある方は、株式会社灯へぜひご応募ください。

